手帳とか書くことについて

手帳、ノート、文具など書くことについて書きます。

手帳会議2021〜迷子編〜

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Photo by Mike Tinnion on Unsplash


こんばんは、お疲れ様です。

大荒れとなった(自分の中で)手帳会議2021について書きました。

手帳シーズン到来

今年も手帳シーズンがやってまいりました。

LOFTやハンズに行くと手帳コーナーが盛り上がっていますね。

今年はジブン手帳から1日1ページ型のdaysシリーズが発売という大きなニュースから幕を開けた手帳シーズン。自分はシステム手帳を使うようになったのでリフィルを買い換えるだけだと余裕でいたのですが、少し雲行きが変わってきましたので手帳会議2021を開きました。

 デイリーノート問題

以前書きましたが、システム手帳には方眼のリフィルを挟みデイリーページとして使っています。そのフォーマットは手書きです。書いている内容は24時間のタイムライン、予定、記録などその日の出来事と日記などその日考えたことを書いています。頭の中を整理したり自分の感じたことを書き出すことが精神的な安定に繋がっているのでこのデイリーノートは形態を変えつつも10年近く続けている習慣なのでどうしても必要な部分です。しかし、仕事が忙しい時などは手書きで更新するのが手間になり、そのせいでデイリーページが空白になることが増えてます。後追いで書こうと思っても、その分フォーマットから書いていかないといけないので書き溜めしているとどんどん億劫になっていきます。しかし、無くすわけにはいかない。デイリーノートの消失は自分自身の消失と同じ。そこで既製品のデイリー手帳を検討するしかないと思うようになりました。

 1日1ページの手帳を検討する

フランクリンプランナー

まずは現状のシステム手帳にデイリーページとして使えるリフィルを色々検討することにしました。最初に浮かんだのはフランクリンプランナーです。本を読んだことがあるので以前から気になっていた手帳です。デイリーリフィルを見にLOFTへ。しかし、時間軸が24時間ではないのが引っかかりました。基本的に夜中は寝ているので24時間表記でなくても良いと言えば良いのですが、手帳を見返した時に、ここからここまで寝ていたという記録を目でしっかり見たい、確認したいという面倒な欲求があるのでこの時点で気持ちは萎えました。タイムマネジメントで人生が変わると言うフランクリンプランナーさんが時間を端折るとは何たることか、と勝手な憤りを感じてこの案は没となりました。
www.franklinplanner.co.jp

その他のリフィル

バインデックス 、レイメイ藤井など主要なリフィルを見てみましたがどれもピンとこない。日付と24時間表記だけのシンプルな要素でいいのですが、あれこれToDoリストとか付いていると気持ちが萎えてしまいます。結局どのリフィルも良いものが見つからず。リフィルを諦めて綴じ手帳も検討することにしました。

Nolty U365

普段使う手帳とは別に保管用にノルティのリスティ1を使用しているのでノルティブランドに対する信頼感は高い。紙質も自分の中ではNO1の手帳なのでデイリーもこれなら良いかもしれないとハンズまで見に行きました。気になる点は時間軸が縦ではなく横型なこと。これは自分で時間軸を縦書きすれば済む話ですが、折角既存のフォーマットを使用するのに手書きするのなら無地と変わらないなと思いました。それからドット方眼だった点もマイナスでした。方眼か罫線ならまだ検討したのですが、ドット方眼は非常に書きづらいのでこれを使うのは厳しいなと思いました。残念。

nolty.jp

サニー手帳

そして知人から勧められたサニー手帳。これは時間軸が縦書きで24時間表記。デザインもシンプルで非常に理想的なレイアウトです。気になる点は365日書けるのにフリーデイリーという形態で日付と曜日の表記がなく自分で書き込むスタイルです。何故?でも日付くらいなら書く手間も少ないのではないかと思います。カバーがポップなので良い歳の自分がそのまま使うのは少し恥ずかしいのでカバーだけ本革のものにすれば良いかなと思いました。紙質も良いのでこれで良いのではと思いつつも、月間カレンダーとデイリーページのみなので若干心細いなという気持ちもありました。現在のシステム手帳にはバーチカルとレフト式のリフィルを装備しているのであれこれ書き込めるので。

hello-iroha.com

ジブン手帳days

そして今年1日1ページの手帳を発表して話題になったジブン手帳。ページのど真ん中に時間軸がある奇抜なデザインで、最初に見た時は無しだったのですが見ている内にだんだんと気になってきました。これ良く見ると時間軸の頂点が日付になっていて、前後数日分の日付と交わっているのです。これを利用すればプチガントチャートを作成できる。とても画期的なデザインだなと後から気づきました。そしてLOFTで実物を見たのですが、罫線の濃さとカラーリングがダメでした。ジブン手帳は以前もチャレンジしたことがありますが、同じ理由で挫折してます。ジブン手帳はコンセプトとかデザインとか完璧に近いのですが、罫線とカラーリングの主張が強すぎてどうしても。本当に惜しい手帳だと感じます。

www.kokuyo-st.co.jp

 

 黒船の襲来〜ApplePencilとOneNote

手帳とは別の流れで、ここ最近ちょっとした考え事などをノートに書いていると外出中に見たいときに見返せないし、わざわざパソコンを立ち上げて保存しておくのも面倒だしなぁと考えていました。手軽に入力出来てデジタルで保存出来ていつでもiPhoneから見返せないかなぁと思っているときに、ふとApplePencilだと手軽に書いてクラウドに保存出来るじゃんと思い、第1世代のApplePencilを購入してみました。ほんの出来心でした。いわゆるペンタブと言われるデバイスを使ったのはもう何年も前の非常に使いづらいものだったので、その頃からするとアッポーペンの使い心地は本当にペンそのものでした。普段手書きでメモをしたり手帳を書いている自分でもまったく違和感のない「書いている」感です。youtubeで関連アプリの動画をあれこれ見ているとmicrosoft社のOneNoteというアプリを見つけました。早速使ってみて「もうノート要らないかもな」と思いました。現在はシステム手帳にちょっとしたノートページも設けていて、そこに色々書いていたりもするのですがApplePenilとOneNoteさえあればノートも要らないなと思うようになりました。

www.apple.com

www.microsoft.com

それでも必要な手帳

ApplePencilさえあればノートが不要だとさえ思いましたが「では手帳も要らない?」と問われると答えは「No!」です。何故なのか。今の自分ならApplePencilを激推しするのですがそれでも手帳は要る。絶対。その理由を考えてみたのですが明確な答えはありません。ただ手帳は要ると思いました。その一方でこれまで手帳にあれこれ詰め込もうとしていたの部分がOneNoteに移行して、手帳はシンプルなライフログ記録する役割だけで良いのかなと思うようになりました。

【All in One】ほぼ日手帳カズン

デイリーノートをどうするか検討している間にも毎日は過ぎていくので、現在は間に合わせでほぼ日手帳カズンを使用しています。これは去年購入していたのですが結局使用しないまま取っていたものです。去年もデイリーノートをあれこれ検討していて、一時期カズンなら良いのでは?と思い購入したのですが、結局使わずじまい。ほぼ日手帳トモエリバーが苦手で、書き味が良くないし、紙もペラペラで心細い。紙が薄い分、持ち上げるとグニャグニャなのも気になる。などなど。そうして放置していたのですが、背に腹は変えられないと現在は間に合わせで使用しているのですが、去年と違い、手帳の役割がシンプルな記録のみになったことで、ほぼ日手帳でも十分なのではと思うようになってきました。何だかんだ一番長く使っていたのはほぼ日手帳なので原点回帰という気もします。

www.1101.com

【迷子編】まとめ

まだ時間はあるので来年もほぼ日手帳を継続するのかは未定ですが、ApplePencilがやってきたことで「書く」ということの価値観が自分の中で大きく変化した年です。この変化を踏まえて、自分にとって手帳とは?ということをもう少し考えてみたいなと思います。