手帳とか書くことについて

手帳、ノート、文具など書くことについて書きます。

ファイロファックス「ヘリテージ」2022セットアップ!

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毎年恒例(?)の手帳セットアップについて書いていきたいと思います。

バインダーを「ヘリテージ」に変更する

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今年9月からベインダーをファイロファックスのオリジナルからヘリテージへと変更しました。その時にブログを書く予定でしたが遅れに遅れて年末の更新となりました。今回はヘリテージのご紹介をしたいと思います。勿論来年もヘリテージを使用します。

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比べるとオリジナルのボリューム感が際立ちます。(左がヘリテージ、右がオリジナル)

まず、オリジナルからヘリテージへと変更した理由ですが、今年はコロナの影響でリモートワークで家にいる時間が圧倒的に増えたことも理由の一つだと思います。そもそも手帳は持ち歩きはせずに家で使用する派なのですが、ずっと家にいて手帳を使うとなると、オリジナルバインダーの頑丈さ、ゴツさが気になってきました。元々はその丈夫な感じが好きだったのですが...。ボタンループが書く時に邪魔だなぁとか。オリジナルに書き込もうとすると、それらの不満を気合で乗り切り必要がありました。もっとスムーズに取り掛かれる手帳が欲しいと思いようになり、ネットで検索してヘリテージに辿り着きました。

ちょっと便利なノート

自分の手帳に対する考え方は「ちょっと便利なノートが欲しい」という所から始まっているので、手帳にあれこれ物を挟んだりするのではなく、情報を詰め込むことだけを考えました。今は色んな手帳が発売されているので機能的なカバーや魅力的なバインダーが沢山ありますが、手帳をバッグ化せずに基本に立ち返ってシンプルに書くことだけに集中出来る手帳にしたいと思いました。

目指したのはシンプルさ

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ブックマークは下からアクセスします。上からは見えないのでスッキリ。

そしてこのヘリテージですが、見た目の通り究極にシンプルです。バインダーに物を挟むポケットなどもありません。本当にただのバインダーです。本棚にも綺麗に収まりそうなノート感。シンプル化を目指す為に仕切りとしての役割のインデッックスも省きました。後で紹介しますが、マンスリー、ウィークリーなど複数の種類のリフィルがありますがインデックスは使用せず、ブックマークのみ挿入して、書きたい所にすぐアクセス出来るようにセットしています。  手帳というかノートみたいです。コウシテ書くことだけに集中出来る手帳が完成しました。  

「月間ページ」

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Bindex。見開き2ヶ月分の月間ページ

これは去年から使っているものです。縦書きの形式なので、ひと月分が片ページに綺麗に収まります。見開きで2ヶ月分見渡せるので見通しが良くなりました。

「週間ページ」

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これもBindex。バーチカルの枠をToDoリストとして活用してます。

これはバーチカル形式のリフィルになりますが、時間軸は活用しておらず、習慣トラッカーやToDoリストとして利用しています。それから予定など。細かいことはデイリーページに書くので、このページは一週間の大きな流れを把握するために使用しています。

「デイリーページ」

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Bindexのデイリープラン(24h)

以前と大きく変わったのはこのデイリーページ。以前は方眼リフィルに手書きで時間軸を書いて自作していましたが、このデイリープランがあれば日付スタンプを押すだけですぐ書き込めます。自作していた頃は時間軸を書くのが億劫だったので翌日の予定くらいまでしか書き込んでいませんでしたが、デイリープランがあればひと月分の予定は細かく前もって書くことも可能になりました。因みにデイリープランは1、2ヶ月分をセットしています。

「その他」

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時々これを見て異国の地に想いを馳せます。

その他のページにはメモページを設けています。方眼リフィルを挟んでちょっとしたメモ代わりにしていますが余りつかうことはなく、ほぼ予備のページになっています。後は他の方の手帳ブログを拝見して、世界地図が欲しくなったので購入して挟んでいます。路線図も定番なので使うことはないけども挟んでいます。

 

最後に

以上ヘリテージの紹介でした。なんとか年内に間に合いました。今年は一回しかブログを更新できませんでしたが、毎月アクセスが途切れることもなく、手帳好きさん達の熱量を感じました。今回はメインで使用している手帳のことしか書いていませんが、その他の手帳、ノートについても来年更新していけたらいいなと思っています。それでは皆さん良いお年を!

Myファイロファックスのセットアップ【2021年版】

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来年2021年のファイロファックスのセットアップが完了したので各リフィルについて書いていきます。
 

 


全体の構成

構成は以下の通りです。
 
●月間ダイアリー(見開き二ヶ月分、リスト型)
●週間ダイアリー(バーチカル)
●週間ダイアリー(レフト式)
●デイリーページ(方眼ノートに自作)
●ノートページ(ケイノート)
 
すべてBindexのリフィルです。手帳好きならご存知かと思いますが、NOLTYシリーズを展開している日本能率協会マネジメントセンター発行です。書き心地は間違いありません。一時期他社のリフィルも混ぜて使っていましたが、Bindexに統一したかったので今回から揃えました。これで常に書き心地は最高です。

 

では、それぞれのリフィルについて説明していきます。

 

 

月間ダイアリー

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まずは月間ダイアリーです。(付箋がみっともないですけど、これが使いやすい...)来年から初めて使うタイプのリフィルです。片方のページに一ヶ月分、見開きで二ヶ月分。リスト型のカレンダーです。これまではブロック型の一般的なカレンダー型を使っていました。しかしシステム手帳だとリングがあるので、一週間を通して予定の線を引きたい時などページを跨ぐことになるのでどうしても間の空間が生じます。それがどうにも気持ち悪く感じていました。片ページに納まっていればリングを跨ぐこともないのでストレスが軽減されるかなと思い使ってみることにしました。 このリフィルは12月から先行して使っているのですが今のところ非常に快適です。見開き二ヶ月分なので先々まで見晴らしがいいです。

 

週間ダイアリー(バーチカル)

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次は週間ダイアリー(バーチカル)について。

 

2020年はknoxのフリーフィールドというリフィルを使っていました。バーチカルにも使えるし、自由に予定も計画出来るというものです。このknoxのリフィルは面白い作りですが方眼と罫線がずれていたり各曜日の幅が均一でなかったり何ともモヤモヤする部分が多い商品でした。でも自由に使うページだからと我慢していましたがいまいち本来の力を発揮出来ないままでセットしているのに余り使っていませんでした。

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ということで来年はbindexのバーチカルを使ってみようと思い入れ替えました。このリフィルも12月から先行して使用しているのですが非常に快適です。振り返りのためにざっと週の流れを把握する用途で使用しているのでストレスを感じることなく使用出来ています。フリーフィールドより日付もしっかり見やすいしバーチカルなので今自分が週のどこに居るのかというのが明確になったのでこれにして正解だったのと感じています。24時間表記ではないのが不満と言えば不満ですが大体の時間の流れを掴めればいいので今の所は快適に使えています。

 

週間ダイアリー(レフト式)

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そして週間ダイアリー(レフト式)です。

手帳を選ぶ際にバーチカルかレフト式か迷うことが多いと思いますがどちらも捨てがたいので両方使うことにしました。好きなように組み合わせられるのがシステム手帳の良いところ。それぞれの利点を活かしつつ使い分けをしています。バーチカルは主に時間の流れに重点を置いていてレフト式は出来事、内容にフォーカスして記録しています。例えば、バーチカルには何時に食事したかを書いてレフト式には何を食べたか、どこで食べたかなどを書いています。

 


デイリーページ

次はデイリーノートです。

(写真がないですが、いずれブログに載せます☺️)

 

手帳の中でメインとなるページです。これは方眼ノートに自分で線を引いて書いています。1日分が見開きになっています。家に居る時は基本的にこのページを開きっぱなしにして1日を過ごしています。ブログでも何度か書きましたがこの手書きのデイリーページは手帳を変えてもずっと(10年!)続いている習慣なのでこれが無くなると非常に不安になってしまいます。一時は手書きが面倒になってほぼ日手帳に変えようかと思ったのですがやはり継続することにしました。来年はバーチカルリフィルもあるので書くのが面倒な時はバーチカルに書けばいいやと気楽にやっていこうと思っています。システム手帳には挟める枚数に限度があるのでデイリーページは一ヶ月分だけ挟んでいます。

 

ノートページ

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最後にノートページです。


これはケイノートを使用しています。予定以外のメモやちょっとした考え事など書いたりデイリーから漏れたことなどを書いたり。以前は方眼ノートを使用していたのですが
方眼は自由に書ける分、見返した時に非常に検索しづらいなと感じました。縦に書いたり、横に書いたり、高さが揃っていなかったりして内容を追いかけるのが大変なんですよね。その点ケイノートは縦にざっと見ていけば良いので見返したときにも内容を追いやすいです。あと、思ったほど図やイラストを書くことはないのでケイノートで充分だなと思いました。

 

 

まとめ

2020年はメイン手帳をA5サイズのバインダー からファイロファックスに変更しました。A5からバイブルサイズへ変更したことで持ち運びが楽になりました。そして、あれもこれも色々な要素を詰め込んで持ち運びたいと思いスケジュール以外にも勉強したいことなど色々な項目を増やしていました。しかし項目が増えた分だけ各項目に振り分けるページが減るのでスケジュールリフィルを3か月分だけしかセット出来ないという状態になり結果的に1年を通した全体の流れが見えない、しかし項目は多くごちゃごちゃ、というカオスな状態でした。
 
2021年はスケジュールリフィルは1年分セットしてデイリーノート、メモページはその都度入れ替えるだけというシンプルな構成&管理が楽という風に構成しました。そして新たな試みとして来年から(すでに12月から始めてますが)手帳の複数持ちを始めることにしました。手帳一冊に何もかも詰め込むのは限界があるなと分かったので複数のサブ手帳を持つことで生活管理の向上を目指します。サブ手帳についてはまたの機会に。
新しい布陣で迎える2021年が楽しみです。
 
それでは皆様よいお年を。

勉強用の手帳とヨコ書きのススメ

 今回は勉強用の手帳について書いていきたいと思います。

 勉強手帳

メインとは別の手帳

これまで手帳についてあれこれ書いてきましたが、これまで書いてきた手帳は生活の中でメインで使用している手帳です。そのメインの手帳とは別に勉強用の手帳も持っています。勉強と言っても学生ではないですし、資格試験などを勉強しているわけでもなく個人的な興味でしている勉強です。主にやっていることは学生時代の学び直しやこうやってブログを書いたりするためのウェブの勉強などを書き残しておいたりです。なので、どちらかというと趣味用に近いです。あくまで趣味的なポジションですから毎日何か書くというわけではありません。しかし手帳がないと仕事が忙しくなったりして勉強する時間が取れなくり、いざ勉強を再開するとなると進捗が分からなくなったりします。そうするとまた一から振り返ったりすることになり面倒になるので、わざわざ手帳をつけるようにしています。

ほぼ日手帳weeksMEGA

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www.1101.com

使っている手帳は「ほぼ日手帳weeksMEGA」を使用しています。MEGAの特徴は巻末のおまけのメモページが200ページくらいあって 、おまけという概念を覆すくらいのボリュームがあることです。スケジュール帳は一ヶ月、一週間、1日と単位がありますが勉強用として使用するには、メモを書かないこともあるし沢山書くこともあるのでどれくらい必要か?というのが決めづらいですがMEGAだとノートページが沢山あるので枚数を気にすることなく使用できます。

横書きのススメ

横向き、縦開き

MEGAはノートページが多いですが、ベースはよくあるレフト式の手帳です。で、この手帳は普通の手帳とは違う使い方をしています。それは横向きにして使うということです。ちょっと変わった使い方かもしれませんが、測量野帳とか横向きにして縦開きで使っている人もいたりします。 ネットで「測量野帳 縦開き」とかで画像検索すると出てくると思います。自分も昔測量野帳をメモ帳代わりに使っていたことがあり、横向き、縦開きにして使っていました。こういう縦開きの仕様の手帳ってあまりないですよね。ブラウニー手帳がヨコでもタテでも書けるというレイアウトを採用していますが、日付も横並びのものってないですよね。見た記憶がないです。(あったら欲しいので知っている方は教えて下さい)

横向き縦開きスケジュールページ

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スケジュールのページです。見栄えはよくないですが人前で使うこともないので日付部分を潰して手書きで書き直して使用しています。マンスリーのカレンダーだけはブロック型なのでアレンジしようがないのでそのまま縦向きで使用しています。書く内容は普通の手帳と同じく週間の予定とメモです。それが上下に並ぶレイアウトになります。こうするだけで印象が大分変わって見えませんか?

横向き縦開きノートページ

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ノートページです。基本は見開きを四分割にして左上から右上→左下→右下へと進みます。自分の場合は一コマに1日の日記や記録、予定を書いたりしますが、何か考えが浮かんだり計画を立てたり、図解する時は分割せずにダーっと書いたりもします。基本的には日付を書いて記録しているので去年の勉強手帳などを見ると、この頃はこんなことを勉強していたとか、それについてどう考えていたのかということを振り返ることが出来ます。勉強のモチベーションが上がらない時など前回はどのように乗り切ったのか?など書いていることもあるので過去の自分に助けられることもあります。

ワイド画面

横向きの何が良いのかということですが、横向きにすることでワイド画面になるんです。テレビとか映画館とかワイド画面ですよね。パソコンの画面もワイド。縦開きで2画面なので、nintendo DSを彷彿とさせます。ワイド画面だと視認性が高まって見やすい。本当か嘘か分かりませんが、人間の目は2つ横に並んでいるので左右のものには目が行き届く。 縦並びのものは視認性が落ちると聞いたことがあります。そのせいか、ワイドだと手帳を見たときにパッと全体が見渡せる気がします。スケッチブックとかも横向きだったりしますけど、視覚的、直感的に捉えられるから見易いと感じるのかもしれません。勉強手帳は毎日使うとも限らないので、久しぶりに開いた時にパッと見て状況把握出来る方が使い易い。普段スリム型の手帳を使っていて横にして使うと「広〜い!」と感じると思います。面積は変わらないのに不思議ですね。

境目がなくなる

横向きして使用するとすぐ気がつくと思いますが、ページを跨ぐ境目(システム手帳の場合はリング)が手元の上か下に来るので書いている時に手が境目の上に乗ることがありません。普段はページの境目に手を置いて、 開きづらい手帳なんかだと境目に手を押しつけながら書いたり、ということを無意識の内にやってたりしますが、そのストレスが一切なくなります。普段使用しているシステム手帳は縦向きで使用していますが、週間の予定ページのみ横書きで使用しています。瞬時に来週の流れを把握したいという時に便利です。システム手帳というのはリングが手に当たるというのがセットで付いてくるものですが、横向きにしてリングが一切手に当たらずに書けるので不思議な間隔になります。「リングが手に当たらない?だと!?」と一瞬頭がバグるんですね。今、システム手帳に書いているよね?と。それぐらいストレスがなくなります。

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横書き用に向いているもの

横書きが良いと思いつつもメインのシステム手帳は一部にしか採用していません。バイブルサイズなので縦開きにするとそこそこ場所を取るので、そのせいで書きづらくなる場面が生じます。weeksのようにスリム手帳を縦開きにするのがちょうど良いのかなと思います。

最後に

システム手帳もスリム型なら縦開きもありかなと思って調べてみたところ、数は少ないですがないこともないですね。ちょっと気になりつつも当分は勉強用のみ縦開きで使用していこうと思います。おわり。

手帳会議2021〜往生際が悪い編〜

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前回、ほぼ日手帳カズンで行く!と言ったものの往生際が悪く。ファイロファックスを捨てがたいと思うようになりました。

やっぱりファイロファックス

賑やかなほぼ日手帳

 ファイロファックスからほぼ日カズンに変更して2週間ほど経って、やっぱり何か合わないなと思うようになりました。カズンに変えた当初は、単純に慣れないので何処にどう書こうかとか考えていたので気持ちが紛れていたのですが。

それも落ち着いてふと日常に戻った時に何か落ち着かないと思うようになりました。マイホームを買った事がないので分からないですが、良い悪いよりも単純に環境が変わるだけで新鮮な気持ちになると思います。最初は新鮮で色んな部屋を覗く楽しみもありますが、それが落ち着いて、今までの家を捨ててこの家であなたは一生暮らすのです!と確定した瞬間に、ずっと住むのはちょっとなぁ...でも大金払ったしなぁ...となったら怖いなぁと思いました。

手帳で良かった。

Back to failofax

ということで、今はどうなったかというと結局ファイロファックスを使用しています。一時はほぼ日カズン用の高い本革カバーをオーダーメイドしようかと考えていました。あっぶねぇ。今も楽天の買い物カゴに入ったままです。ファイロファックス に戻した日は我が家に帰ってきたような安心感がありました。手帳は基本毎日開いて書くので、自分の部屋と同じくらいリラックス出来るものでありたい。でもこの革カバーは良さげなのでちょっと欲しい。

Only is not lonely.

 ほぼ日手帳は他所の家にお邪魔しているよそよそしさがある。昔、糸井重里さんがインタビューか何かでほぼ日手帳のお言葉は「1人でも寂しくないように載せてる」というような趣旨の発言をしていた気がします。確かに寂しくはない。というか賑やすぎて、自分の部屋にずっと他人がいるような気分になる。落ち着かない。いい人なんですよ、害はないですよと言われても自分の部屋に他人がいるのは落ち着かない。手帳を書くときは1人になってあれこれ考えながら書きたい。

Only is not lonlyだもの。

 ほぼ日に変えてからというもの、落ち着かなさをずっと感じていた気がする。単なるホームシックかと思いふとファイロファックスに1日書いてみたら伸び伸びとした気持ちになりファイロファックスに戻そうと決めました。

 

デイリーページ問題は振り出しに戻る

力技で押し切る

 で、そもそもの発端である「デイリーページを自作するのが面倒になってきた。時間がない時は更新が追いつかない」問題ですが。まず、手書きで更新するのが面倒であるという問題。それに関しては...

それでもやる。

という力技の結論になりました。面倒なんだけど、過去にも色々な手帳を使いつつもデイリーページを自作する習慣自体は10年ほど続けています。これまでにも面倒だとか、更新が遅れる、忙しくてずっと空欄とかはあります。しかしこの習慣がなくなると自分が自分でないような根無し草的な足元がグラグラする不安に襲われます。完全なる情緒不安定です。ほぼ日手帳でも書くスペースはあるのですが、常に他人が居るような落ち着かなさと、これは贅沢な考えでしょうがトモエリバーがどうしても好きになれない。昨日書いたことが透けて見えるのも気になるし、自分好みの書き味ではない。ファイロファックス のリフィルはバインデックス の方眼を使用していますが、その紙が1番好き。書くのが気持ちいい。

シンプルな構成でシンプルに管理

そして、前々回から書いているようにiPadApple Pencil、OneNoteの組み合わせにより紙のノートの依存度が減ったことにより、手帳に詰め込んでいたノートページを丸ごと排除。そうすることでシステム手帳はスケジュールとデイリーノートというシンプルな構成になりました。ファイロファックス はリング径が大きいので、ノートページがなくなったスペース分デイリーページを余分にセット出来ます。以前はスケジュール、デイリーノート1ヶ月分、色んなメモ、ノートで手帳がパンパンでしたが、今はスケジュール+デイリーを4ヶ月分です。これにより更新の手間が年12回から年3回になりました。リフィルの管理もシンプルです。

そして残るは保管の問題

保管用の手帳

カズンなど綴じ手帳であれば1年1冊溜まっていく。システム手帳となるとリフィルの保管について問題が出てくる。リフィルはどうやって保管するのかという問題。ここ数年は保管用としてリスティ1を使用している。リフィルは一定量溜まったら捨てようと思っているので、保管用としてリフィルからリスティ1に転記するようにしている。

ファイロファックスを普段使いとして、リスティ1を保管用として使用すれば解決なのですが、カズンを久しぶりに使用してみて、オールインワンの構成は保管用に良いのではないかと思いました。普段使いには辛いけど、過去に使っていたカズンを見返すと、見返す分にはとても見やすいなと思う。普段使いするにら使いにくいのだけど整理した情報を書き込むのには良いのだと思います。なので、ファイロファックス &カズンもありかなと 。

「リスティ1」vs「ほぼ日手帳カズン」

ほぼ日カズンに散々言ったものの、カズンのオールインワンの構成は保管用と考えると色々書き込めるので便利だなと思いました。リスティ1も四年程使用しているので愛着もありますが、バーチカル型なので1日1日の細かいことまでは記録できない。カズンは沢山書ける、けど紙が好きじゃない、けどあの革カバー使いたいなぁと思っていて、ふとリスティ用のカバーを検索したらありました。

 これはありかも。非常にワクワクします。

来年はファイロファックスとリスティ共に革カバー2冊使いのコンパクトな手帳スタイルにしようかと思います。年内一杯まだ色々誘惑があるかと思いますがとりあえずこのスタイルに決定。

 

 

手帳会議2021〜やっぱり綴じよう編〜

前回から大きな進展のないまま決着しました。

綴じ手帳にしようと思う

仕事など忙しくなってくるとシステム帳のリフィル管理が追いつかなくなってくることが増えてきました。システム手帳にセット出来るリフィルの枚数に限界があるのでどういう構成にして何をセットしておくか考えておかないといけないのですが、忙しい時にさっと書き残しておきたい時にリフィルの更新をしていなくて書けないことが結構ありました。なので綴じ手帳の方が良いかもしれないと思うようになってきました。システム手帳も勿論好きなのですがあれこれやることが増えてくると手帳に割ける時間にも限りがあるので、記録をサクサクと残すだけなら綴じ手帳の方がいいかもしれないと思います。

勉強ノート

使っていたシステム手帳にはスケジュールとは別にノートページを設けて個人的に勉強していることも書いていましたが、綴じ手帳に変更するとなるとこれも分離させることになるので手帳とは別にノートを使用しています。これも学生が使用するようなノートではなく学習の記録ノート的な役割です。学習する内容、学習した内容などを記録しています。学生時代と違い毎日勉強するわけではないので、途中から再開する時にどこまでやったかが分からなくなるときがあります。どこまでやったかを確認する作業が億劫で手を付けるのが嫌になることもあるので、そうならないために記録しています。

やっぱりほぼ日にしよう

ということで現在はライフログが中心になっています。去年買って放置していたほぼ日手帳カズンを間に合わせで使用しています。すでに一ヶ月程使用しています。徐々に愛着が湧いてきています。システム手帳の時はデイリーページは自作していたので、綴じ手帳だとその手間がないので気が楽です。開いてさっと書くだけ。システム手帳には色々セットしていたのでデイリーページは基本一ヶ月分だけセットして毎月入れ替えをしていたのですが、その手間もありません。システム手帳だとリフィルの入れ替えを行うので今年1年分をまとめて見るときもリフィルが分散してしまうことがあるので、その点がネックだと思っていました。そうすると、このままほぼ日手帳を使用するのがいいかもしれないと思っています。カズンだと月間スケジュール、週間バーチカル、デイリーページで書くスペースも多いので手帳の役割としてはオールインワンなのが決め手となりました。

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となるとカバーが欲しい

ここ最近ずっと使っているので少し愛着も湧いてきています。今後も使うことにすると手帳のカバーも欲しいなと思って来ました。ほぼ日純正のカバーはバタフライストッパーが苦手なので他社製の本革のカバーを探しています。ちょっとしたオーダーも出来るもの。そして安いもの。楽天でいいものを見つけたのでこれにしようか迷い中です。マットブラックかオリーブフィーユにするか迷い中です。でもカバーまで買ったらいよいよほぼ日を来年も使わないとなぁと思っています。

2021の手帳生活に向けて

前回書きましたが、applepencilの登場により「書く」ということの価値観が大きく変わったので手帳に対する役割も少し変化しそうです。手帳に割く時間も変化がありそうですが、より本質的な手帳の役割というものを考えながら過ごすことになりそうな気がしています。

手帳会議2021〜迷子編〜

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Photo by Mike Tinnion on Unsplash


こんばんは、お疲れ様です。

大荒れとなった(自分の中で)手帳会議2021について書きました。

手帳シーズン到来

今年も手帳シーズンがやってまいりました。

LOFTやハンズに行くと手帳コーナーが盛り上がっていますね。

今年はジブン手帳から1日1ページ型のdaysシリーズが発売という大きなニュースから幕を開けた手帳シーズン。自分はシステム手帳を使うようになったのでリフィルを買い換えるだけだと余裕でいたのですが、少し雲行きが変わってきましたので手帳会議2021を開きました。

 デイリーノート問題

以前書きましたが、システム手帳には方眼のリフィルを挟みデイリーページとして使っています。そのフォーマットは手書きです。書いている内容は24時間のタイムライン、予定、記録などその日の出来事と日記などその日考えたことを書いています。頭の中を整理したり自分の感じたことを書き出すことが精神的な安定に繋がっているのでこのデイリーノートは形態を変えつつも10年近く続けている習慣なのでどうしても必要な部分です。しかし、仕事が忙しい時などは手書きで更新するのが手間になり、そのせいでデイリーページが空白になることが増えてます。後追いで書こうと思っても、その分フォーマットから書いていかないといけないので書き溜めしているとどんどん億劫になっていきます。しかし、無くすわけにはいかない。デイリーノートの消失は自分自身の消失と同じ。そこで既製品のデイリー手帳を検討するしかないと思うようになりました。

 1日1ページの手帳を検討する

フランクリンプランナー

まずは現状のシステム手帳にデイリーページとして使えるリフィルを色々検討することにしました。最初に浮かんだのはフランクリンプランナーです。本を読んだことがあるので以前から気になっていた手帳です。デイリーリフィルを見にLOFTへ。しかし、時間軸が24時間ではないのが引っかかりました。基本的に夜中は寝ているので24時間表記でなくても良いと言えば良いのですが、手帳を見返した時に、ここからここまで寝ていたという記録を目でしっかり見たい、確認したいという面倒な欲求があるのでこの時点で気持ちは萎えました。タイムマネジメントで人生が変わると言うフランクリンプランナーさんが時間を端折るとは何たることか、と勝手な憤りを感じてこの案は没となりました。
www.franklinplanner.co.jp

その他のリフィル

バインデックス 、レイメイ藤井など主要なリフィルを見てみましたがどれもピンとこない。日付と24時間表記だけのシンプルな要素でいいのですが、あれこれToDoリストとか付いていると気持ちが萎えてしまいます。結局どのリフィルも良いものが見つからず。リフィルを諦めて綴じ手帳も検討することにしました。

Nolty U365

普段使う手帳とは別に保管用にノルティのリスティ1を使用しているのでノルティブランドに対する信頼感は高い。紙質も自分の中ではNO1の手帳なのでデイリーもこれなら良いかもしれないとハンズまで見に行きました。気になる点は時間軸が縦ではなく横型なこと。これは自分で時間軸を縦書きすれば済む話ですが、折角既存のフォーマットを使用するのに手書きするのなら無地と変わらないなと思いました。それからドット方眼だった点もマイナスでした。方眼か罫線ならまだ検討したのですが、ドット方眼は非常に書きづらいのでこれを使うのは厳しいなと思いました。残念。

nolty.jp

サニー手帳

そして知人から勧められたサニー手帳。これは時間軸が縦書きで24時間表記。デザインもシンプルで非常に理想的なレイアウトです。気になる点は365日書けるのにフリーデイリーという形態で日付と曜日の表記がなく自分で書き込むスタイルです。何故?でも日付くらいなら書く手間も少ないのではないかと思います。カバーがポップなので良い歳の自分がそのまま使うのは少し恥ずかしいのでカバーだけ本革のものにすれば良いかなと思いました。紙質も良いのでこれで良いのではと思いつつも、月間カレンダーとデイリーページのみなので若干心細いなという気持ちもありました。現在のシステム手帳にはバーチカルとレフト式のリフィルを装備しているのであれこれ書き込めるので。

hello-iroha.com

ジブン手帳days

そして今年1日1ページの手帳を発表して話題になったジブン手帳。ページのど真ん中に時間軸がある奇抜なデザインで、最初に見た時は無しだったのですが見ている内にだんだんと気になってきました。これ良く見ると時間軸の頂点が日付になっていて、前後数日分の日付と交わっているのです。これを利用すればプチガントチャートを作成できる。とても画期的なデザインだなと後から気づきました。そしてLOFTで実物を見たのですが、罫線の濃さとカラーリングがダメでした。ジブン手帳は以前もチャレンジしたことがありますが、同じ理由で挫折してます。ジブン手帳はコンセプトとかデザインとか完璧に近いのですが、罫線とカラーリングの主張が強すぎてどうしても。本当に惜しい手帳だと感じます。

www.kokuyo-st.co.jp

 

 黒船の襲来〜ApplePencilとOneNote

手帳とは別の流れで、ここ最近ちょっとした考え事などをノートに書いていると外出中に見たいときに見返せないし、わざわざパソコンを立ち上げて保存しておくのも面倒だしなぁと考えていました。手軽に入力出来てデジタルで保存出来ていつでもiPhoneから見返せないかなぁと思っているときに、ふとApplePencilだと手軽に書いてクラウドに保存出来るじゃんと思い、第1世代のApplePencilを購入してみました。ほんの出来心でした。いわゆるペンタブと言われるデバイスを使ったのはもう何年も前の非常に使いづらいものだったので、その頃からするとアッポーペンの使い心地は本当にペンそのものでした。普段手書きでメモをしたり手帳を書いている自分でもまったく違和感のない「書いている」感です。youtubeで関連アプリの動画をあれこれ見ているとmicrosoft社のOneNoteというアプリを見つけました。早速使ってみて「もうノート要らないかもな」と思いました。現在はシステム手帳にちょっとしたノートページも設けていて、そこに色々書いていたりもするのですがApplePenilとOneNoteさえあればノートも要らないなと思うようになりました。

www.apple.com

www.microsoft.com

それでも必要な手帳

ApplePencilさえあればノートが不要だとさえ思いましたが「では手帳も要らない?」と問われると答えは「No!」です。何故なのか。今の自分ならApplePencilを激推しするのですがそれでも手帳は要る。絶対。その理由を考えてみたのですが明確な答えはありません。ただ手帳は要ると思いました。その一方でこれまで手帳にあれこれ詰め込もうとしていたの部分がOneNoteに移行して、手帳はシンプルなライフログ記録する役割だけで良いのかなと思うようになりました。

【All in One】ほぼ日手帳カズン

デイリーノートをどうするか検討している間にも毎日は過ぎていくので、現在は間に合わせでほぼ日手帳カズンを使用しています。これは去年購入していたのですが結局使用しないまま取っていたものです。去年もデイリーノートをあれこれ検討していて、一時期カズンなら良いのでは?と思い購入したのですが、結局使わずじまい。ほぼ日手帳トモエリバーが苦手で、書き味が良くないし、紙もペラペラで心細い。紙が薄い分、持ち上げるとグニャグニャなのも気になる。などなど。そうして放置していたのですが、背に腹は変えられないと現在は間に合わせで使用しているのですが、去年と違い、手帳の役割がシンプルな記録のみになったことで、ほぼ日手帳でも十分なのではと思うようになってきました。何だかんだ一番長く使っていたのはほぼ日手帳なので原点回帰という気もします。

www.1101.com

【迷子編】まとめ

まだ時間はあるので来年もほぼ日手帳を継続するのかは未定ですが、ApplePencilがやってきたことで「書く」ということの価値観が自分の中で大きく変化した年です。この変化を踏まえて、自分にとって手帳とは?ということをもう少し考えてみたいなと思います。